人間ドック
- 生活習慣病予防健診より検査項目が多い(腹部超音波、肺活量等)。より充実した健康診断です。
- 自己負担額があります。(無料ではありません)
- 特定健診項目が含まれています。
- 受診前に人間ドック利用券の発行が必要です。
2023年度の人間ドックは実施方法が変更となります。予約方法や医療機関リストの詳細は後日お知らせいたします。
対象者
35歳以上(当該年度に35歳になる方から74歳までの方を含みます)の被保険者(本人)および被扶養者(家族)、任意継続の方
※受診時資格のある方に限ります。(受診日当日時点で当健保から脱退(喪失)している方。万が一受診された場合、健診費用の全額(約4~8万円)を請求します。)
人間ドック利用コース
1日コース(日帰り契約コース)のみとなります。
※1泊コースは対象外となります。
利用制限
利用回数は、下記の期間中に1回が限度です。
生活習慣病予防健診と人間ドックとの重複受診はできません。
受診期間
<被保険者(本人)>
2022年4月~12月末日
<被扶養者(家族)・任意継続共通>
2022年4月~2023年3月末日(医療機関によって3月の最終受診日が異なります)
医療機関
- 参考リンク
※契約外医療機関での受診は、全額自己負担になります。
自己負担金
- 被保険者・任意継続被保険者:医療機関によって異なります。「2022年度人間ドック契約医療機関」でご確認ください。
- それぞれの被扶養者:8,000円
- ※基本コース以外のオプション検査項目(胃カメラ差額負担等)は、全額自己負担となります。医療機関の窓口でお支払いください。
ただし、婦人科検診(乳がん・子宮がん)のオプション検査料金は、10,000円を限度として医療機関から健保組合に請求されます(健保組合への「補助金支給申請書・受診証明書」の提出は不要です)。10,000円を超えた分は自己負担です。
人間ドック(検査内容)の事例(医療機関によって異なります)
1日人間ドック基本検査項目表(1日ドック・総合健診・日帰り人間ドック)
区 分 | 検 査 項 目 |
---|---|
身体計測 | 身長、体重、肥満度、BMI、腹囲 |
生理 | 血圧測定、心電図、心拍数、眼底(両眼撮り)、眼圧、視力、聴力(簡易聴力)、呼吸機能(1秒率、%肺活量、%1秒量(対標準1秒量)) |
X線・超音波 | 胸部X線(2方向) 上部消化管X線(食道・胃・十二指腸。4ツ切等8枚以上)*1 腹部超音波(検査対象臓器は肝臓(脾臓を含む)・胆のう・膵臓・腎臓・腹部大動脈とする。但し、膵臓検出できない時はその旨記載すること) |
生化学 | 総蛋白、アルブミン、クレアチニン、eGFR、尿酸、総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、Non-HDLコレステロール、中性脂肪、総ビリルビン、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP) 、ALP、血糖(空腹時)、HbA1c |
血液学 | 赤血球、白血球、血色素、ヘマトクリット、MCV、MCH、MCHC、血小板数 |
血清学 |
|
尿 | 尿一般・沈渣(蛋白・尿糖・潜血など) 沈渣(蛋白、潜血反応が陰性であれば省略可) |
便 | 潜血(免疫法で実施(2回法)) |
医療面接(問診) | 医療職が担うこと(原則、医師・保健師・看護師とする) 問診票(質問票)は、特定健診対象者には特定健診質問票 22項目を含むこと。 |
医師診察 | 胸部聴診、頸部・腹部触診など。 *2 |
結果説明 | 医師が担うこと。 受診勧奨、結果報告書、特定健康診査対象者には情報提供 *2 |
保険指導 | 医療職が担うこと(実施者は「特定健康診査・特定保健指導の 円滑な実施に向けた手引き(第3版)」に準ずること。医師の結果説明の間での実施も可とする) 受診勧奨、結果報告書、特定健康診査対象者には情報提供 *2 |
オプション検査項目
区 分 | 検 査 項 目 |
---|---|
上部消化管内視鏡 | *3 |
乳房診察+マンモグラフィ | 乳房診察は医師の判断により省略することも可。 |
乳房診察+乳腺超音波 | |
婦人科診察+子宮頚部細胞診 | 検体採取は医師が実施すること。 |
PSA | |
HCV抗体 | *4 |
- *1 Ⅹ線検査を基本とする。本人及び保険者から内視鏡検査の申し出があった場合は、オプション項目に掲げる金額を加算し実施する。
- *2 診察・説明・指導は、施設の実状を踏まえた効率的な運用を認める。なお、原則として医師による診察と結果説明は別々に行うこと。
- *3 内視鏡検査を行う際は、別途、十分な説明のもとに本人から文書同意を取得すること。原則、鎮痛薬・鎮静薬は使用しない。
- *4 厚労省の肝炎総合対策に基づき、未実施の場合は実施を推奨する。
<補足>
梅毒検査は、本契約における基本検査項目およびオプション検査項目には含まれないが、受診者本人の申し出により実施することは妨げない。